眠れるライオンもたまには起きるっ

『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』著者の鈴木鋭智が受験生を励ましたり冷やかしたり・・・

カテゴリ: 集団討論

プレゼンでも集団討論でも、

「意見」を言うことってあるよね。

ちなみに「意見」というのは感想じゃないよ。
ただの「賛成/反対」でもない。



「意見」とは「◯◯すべきである」というアイデアを提案すること。



「雨が降りそうだから、傘を持っていくべきだよ」という身近な提案から、

「海洋汚染を防ぐためには、ストローを紙製にするよりも漁船を使って海の浮遊ゴミを一網打尽に回収すべきだ」みたいな大きな提案まで、

「◯◯すべき」というアイデアを提案するのを「意見」という。





だから「国の政策について、あなたの意見を」という、一見「賛成/反対」を問われているような場合でも、

賛成するなら「それを実現するために◯◯するべきだ」というアイデアを提案する必要があるし、

反対するなら「それをやらない代わりに△△するべきだ」というアイデア(対案)が必要だ。





ただ、これって勇気が要るんだよね。

誰かに反対されるかもしれないし、

自分が間違ったこと言ってるかもしれないから。




そこで、大事なことを教えておこう。

そもそも「意見」というのは「賛成と反対が成り立つもの」なんだよ。

誰も反対しないことというのは、言っても言わなくても同じ。空気みたいなもんだ。




だから「反対する人がいる=間違った意見」ではないんだよ。

むしろ「反対する人がいる=パワーがある意見」と思った方がいい。








公務員試験 無敵の論文メソッド
鈴木 鋭智
実務教育出版
2016-02-09





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ついに表紙も完成!!

新刊『採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論』

今回の表紙は、蛍光黄緑です☆




ちょっと前まではAO入試・推薦入試といえば「面接+小論文」だったよね。


ところが近年、この「面接」の部分が変化というか、多様化している。



「面接の中に10分間のプレゼンテーションを含む」とか

「募集要項に『集団面接』と書いてあるのに、行ってみたら集団討論だった」とか。

「『ディスカッション』といわれていたのに、実は『ディベート』だった」とか。




ただの「面接練習」だけじゃ勝てないんだよ。

プレゼンテーション、ディベート、ディスカッションの「正しいやりかた」を知っているかどうかで、

合格/不合格がはっきり分かれてしまう。怖っ。




ところが学校ではプレゼン・ディベート・ディスカッションなんて教えてくれないよね。

欧米では必須の「人前での正しい話し方=パブリック・スピーキング」の教育が、日本にはない。




だから、いまの高校生には自称「コミュ障」の「口下手・人見知り・あがり症」がとても多いし、

大学生は就職活動の面接で心が折れるほど苦労してしまう。




そんな君のために、この本を書いた。



予備校講師として人前でしゃべり続けた経験、
AO入試・推薦入試の個別指導で第一志望合格率9割を叩き出した経験、
テレビや雑誌に出てプロ集団の企画、演出、制作に関わった経験、
ビジネスパーソンに話し方、議論の仕方を教えてきた経験、
経営者や広報担当者にプレゼンテーションを教えてきた経験。



20数年のしゃべり屋稼業で得てきたノウハウを

1冊に詰め込んでみたよ。トッピング「全部のせ」(笑)



大学受験の高校生も

民間企業を目指す就活生も

公務員を目指す就活生も

スキルを磨いてキャリアアップしたい社会人も



この本で「勝ち続ける人生」を手に入れてくれ!!





《目次》
第1部 二十一世紀型入試は「話す力」と「アイデア」で決まる!

 第1章 二十一世紀型大学入試って何やるの?
  1 多様化? 混迷? 「二十一世紀型の大学入試」とは?
  2 プレゼンテーションって何するの?
  3 集団討論って何? 集団面接と違うの?
  4 コミュニケーションを決める「もう一つの要素」とは?
  5 「生きる力」「思考力」よりも「アイデア」だ!

 第2章 「話し方」の基本を身につけよう
  6 大きな声で話す
  7 ゆっくり話す
  8 緩急、高低、強弱のメリハリをつける
  9 センテンスは短く
  10 大事なことから順に話そう

第2部 プレゼンテーションは準備が九割

 第3章 すべらないコンテンツの構成法
  11 内容が大事なの? 話し方が大事なの?
  12 すべらない話の構成「3D話法」
  13 【Difference】他の話とは何が違うの?
  14 【Detail】具体的に詳しく説明しよう
  15 【Development】発展的な未来を語ろう
  16 順番を入れ替えると伝わり方が変わる
  17 自分の土俵で勝負しよう
  18 自称「頑張りました」は証拠にならない
  19 「プレゼン映え」する写真を残しておこう
  20 固有名詞を使うと信用度が増す
  21 「数字」で語ると説得力が倍増する
  22 そもそも研究発表って何するの?
  23 「企画、アイデア型」のプレゼンでは何をする?

 第4章 その場を支配するパフォーマンス
  24 服装で「エリート感」を出す
  25 まず、会場を黙って見渡す
  26 原稿は書かない、覚えない。
  27 身振り手振りは意図的に
  28 パソコンや資料は見ない
  29 時間管理はプレゼンの生命線

 第5章 パワーポイントを使いこなそう
  30 「パワーポイント」って、どんなソフト?
  31 パワーポイントの基本構成
  32 どうやってスライドを作るの?
  33 オブジェクトを挿入・編集しよう
  34 スライドのサイズ(縦横比)に注意しよう
  35スライドのフォントはどう選ぶの?
  36 スライドはシンプルが一番
  37 視覚効果の機能は使わない
  38 文字は「読ませる」のではなく「見せる」もの
  39 一行ずつ表示したい
  40 グラフの載せ方には二種類ある
  41 写真の見映えをよくしたい!
  42 パソコンの接続に慣れておこう

 第6章 アナログな小道具の使い方
  43 紙の資料は読ませるな
  44 印刷物を作るときの注意点
  45 黒板とホワイトボードを使ったパフォーマンス
  46 スケッチブックで「めくり芸」
  47 手作り小道具は「丈夫、見やすい、出しやすい」

第3部 面接と集団討論は「キャッチボール」が九割

 第7章 個別面接、集団面接は「オーラ」で勝つ
  48 面接の基本動作を覚えよう
  49 オーラを出すコツは「姿勢」と「表情」
  50 練習しておくべき三つの言葉
  51 志望理由は「きっかけ」ではなく「目的」を語る
  52 部活動の話が「月並み」になってしまう
  53 自分のキャラを正しく理解しよう
  54 想定問答集は無駄
  55 集団面接では自分の番でなくても油断するな
  56 「私も同じです」と言ってはいけない

 第8章 集団討論とは「みんなで問題解決する」ことだ
  57 集団討論には「ディスカッション」と「ディベート」がある
  58 司会は「マネジメント能力」が評価される
  59 思いつきの羅列にならない板書のコツ
  60 できる大人の話し方「PREP法」
  61 いきなり解決策に飛ばない
  62 小さなことを問題提起するな
  63 解決につながる「原因」、つながらない「原因」
  64 過去を悔やんでも問題は解決しない
  65 禁止令や呼びかけ以外の手を考えよう
  66 妥協案より「抜け道」を見つける
  67 論点のズレを見つけよう
  68 ディベートのゴールは「論破すること」ではない
  69 やっぱりディベート部は強いの?
  70 「頭がいい」と思わせる反論ポイント
  71 反対意見は「敵」ではない

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鈴木鋭智です。

「集団面接があるんですよぉ。どうすればいいんですか? ディベートとかしたことないし、集団討論って怖いっす。だって高校はずっとぼっちだったんで、集団っていわれると・・・」

はい、ちょっと待った!

募集要項なり試験方式の説明なりはちゃんと読んだかな???

「集団面接」と書いてあった?
「集団討論」と書いてあった?

「面接」と「討論」は、全然違うぞ。



人間は話を半分だけ聞く生き物なので、「集団◯◯」と言われると「集団」の部分だけに過剰反応してしまう。

集団リンチ、集団自殺、集団訴訟、集団的自衛権・・・

何だろう?「集団◯◯」ってネガティブな言葉を連想しやすいね。



というわけで、この件について冷静に整理しておこう。



「集団面接」というのは面接の一種。

受験生が数名並び、面接官の質問に対し挙手あるいは順番に答える。

聞かれる内容は志望理由とか高校時代の活動とか、基本的に「自分について」だ。



これに対し「集団討論」というのは、

与えられたテーマについて受験生同士で議論し、答えを出す。

出されるテーマは「環境問題」とか「民主主義の功罪」みたいな「社会問題」が多い。




ここまでOK?

さあ、募集要項をもう一度読んでみよう。

そこに書いてあるのは「集団面接」かな? 「集団討論」かな?






次に、集団討論についてもう一点。

集団討論はさらに「ディスカッション」と「ディベート」に分類される。

この2つもよくごっちゃにされるよね。



「ディスカッション」とは、参加者全員で一つの答えを出すこと。

出されるテーマは「駅前商店街を活性化させるためのアイデアを出そう」のようなオープン・クエスチョンの形式が多い。



「ディベート」とは、「賛成派/反対派」など2つのチームに分かれてお互いの主張をぶつけ合うこと。

この場合のテーマは「駅前に大型商業施設を誘致すべきか否か」といったクローズド・クエスチョン(二択)の形式が普通だ。




なんか、小論文に似ているね。

小論文も「何か解決策のアイデアを出せ」系の出題と「メリット/デメリットの折り合いをつけろ」系の出題に大きく分かれる。



問題解決を一人で紙の上で行うのが小論文、

みんなでワイワイ進めるのが集団討論、ともいえるね。



ちなみに、絶賛混迷中の「2020年入試制度改革」では英語にもこのディベート的な(つまり小論文的な)記述問題が出るとか出ないとか。

早めに準備しておくといいね。




公務員試験 無敵の論文メソッド
鈴木 鋭智
実務教育出版
2016-02-09


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