眠れるライオンもたまには起きるっ

『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』著者の鈴木鋭智が受験生を励ましたり冷やかしたり・・・

カテゴリ: 日本語教室

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「帝国海軍鎮守府発 横須賀海軍カレー」のレトルト袋を見ていて気になった、小さな小さな日本語の表現。


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明治時代、「洋食」といえば、それはカレーライスのことだった。文明開化の象徴ともいうべきこのカレーライスを本格的に取り入れたのは横須賀を発祥の地とする旧帝国海軍であった。その後、呉・舞鶴・佐世保の旧鎮守府を通じ、全国に拡がった。後に日本人にもっともなじみの深い食事となるカレーライスは横須賀の海軍から始まったのである。そしてここに、平成の今甦るレトロな味が誕生したのである。また好評の海軍カレーを始めとする「海軍シリーズ商品」は、私どもが日常求めて止まない「平和祈願」へのよすがとなり得れば幸いと存じます。


「……カレーライスのことだった
……旧帝国海軍であった
……全国に拡がった。」

間違いではないけど、「…った」の過去形が続くと語呂が悪い。
「……カレーライスのことだった。
……旧帝国海軍である
……全国に拡がった。」
にするとキレがよくなる。



同様に、
「……始まったのである
……誕生したのである。」
も「のである」が続くと無駄に重々しくなる。
そもそも歴史の話から新商品の話に変わるところなので、語尾を揃えると話の変わり目が曖昧になっちゃうんだよね。
「……始まったのである。
……誕生した。」
にするといい。




「日本人にもっともなじみの深い食事となる」だと、おにぎりや味噌汁を超えたことになってしまう。
文脈から見ても「日本人にもっともなじみの深い洋食となる」の方が妥当だ。



「そしてここに、平成の今甦るレトロな味が誕生したのである。」
なんか回りくどいと思ったら、「甦る」と「誕生した」がかぶってる。
「そして平成の今、あのレトロな味が甦った」でいいんじゃないかな。



そして一番ツッコミ所の多い最後の一文。
「『海軍シリーズ商品』は、私どもが日常求めて止まない『平和祈願』へのよすがとなり得れば幸いと存じます。」

まず主語と述語が変。「幸いと存じて」いるのはこの会社であってカレーではない。
「『海軍シリーズ商品』、……『平和祈願』へのよすがとなり」だったらいい。

それに「である」調で書いてきた文章の末尾だけ「です・ます」というのも、最後に急に態度変えたみたいで変だ。
ここは普通に「幸いである。」で十分。

まだあるぞ。
「よすが」というのは「手がかり」のこと。これは解釈が二通り成り立つ。
海軍シリーズ商品を「平和祈願への手がかり」にしたいのか、
海軍シリーズ商品を「平和への手がかり」にしたいのか。

「私どもが日常求めて止まない」のは「平和祈願」じゃなくて「平和」じゃないか?
(日常的に求めているかどうかはまた別として)

「なり得れば幸い」も回りくどいよね。「なれば幸い」でいい。


というわけで、この一文をスッキリさせるなら
「『海軍シリーズ商品』が、私どもの祈願して止まない平和へのよすがとなれば幸いである。」
これでどうだ?



ここまで全部まとめた俺の改善策はこちら。

明治時代、「洋食」といえば、それはカレーライスのことだった。文明開化の象徴ともいうべきこのカレーライスを本格的に取り入れたのは横須賀を発祥の地とする旧帝国海軍である。その後、呉・舞鶴・佐世保の旧鎮守府を通じ、全国に拡がった。後に日本人にもっともなじみの深い洋食となるカレーライスは横須賀の海軍から始まったのである。そして平成の今、あのレトロな味が甦った。好評の海軍カレーを始めとする「海軍シリーズ商品」が、私どもの祈願して止まない平和へのよすがとなれば幸いである。




つーか、俺この会社の社員でも何でもないのに何やってんだろ?

職業病だよなあ。。。

ここ数年、うちの予備校で一番我慢ならなかったのが、

生徒に配る「解答」のプリント。欠席者のために定期的にロビーで配ってるやつ。




その「解答」がダメダメなんだよ!

特に「国公立大現代文」の記述解答が。問いと答えがことごとく噛み合ってない。田中防衛大臣の答弁にかなり近い。




もっとも、まともな講師はあの解答をそのまま教えたりはしないけど。
(たまにあのまんまサテで教える先生がいてビックリする)

俺の授業ではあのプリントの解答を黒板に書いて、ダメな点を生徒に指摘させるところから始めてた(笑)

慣れるとわかるようになるんだよね。「ここ、理由の説明になってないッスよね?」とか。




代ゼミは元々「解答も講師が各自作って下さい」というスタンスなので、あのプリントも「各社はこんな解答ですけど」みたいな、あくまでも「参考資料」だったんだよ。

ところが他の教科が生徒へのサービスとかいって解答配り始めたら、「じゃあ、国語も」みたいな感じでその「参考資料」を配り始めちゃってorz

「内部の参考資料」も、生徒に配ったら「代ゼミの模範解答」になっちゃうじゃん。

そろそろちゃんと作り直さないと代ゼミ自体がバカだと思われる。やばい。




そんなことを上に何度も直訴して、やっと解答を作り直すことが決まった◎




それで一日、柏校に引きこもって作業してたんだよ。

どうせ今日は春期講習もない日だし、講師室で資料あさるだけなので誰にも会わないと思って普段着で行ってみた。いや、むしろ部屋着に近い。

そしたら、突然講師室に7、8人の団体様が入ってきて、


「こちらが講師室でーす!わからないことがあったらいつでも質問に来て下さいねー!ちょうどいまお仕事されているのが国語の鈴木先生でーす!」


おー、新入生(新浪人生)たちの予備校見学だ!こんにちは、よろしくね♪




・・・しまった!Σ( ̄Д ̄;




こんなに人に見られるなら、

もっとマシな服装で来ればよかった!!(>_<)




代ゼミ講師は相当野暮だと思われたぞ、あれは。。。

去年の秋からずーーーーっと考えてたことがやっと解決した◎

「そばをおごってもらった」と言われて、何のことだかわからなかったんだよね(汗)



俺の人生の中で、「他人に蕎麦をおごった記憶」ってまったくない。

だって、蕎麦って移動の合間とか休み時間に一人でサッと食べるもので、わざわざ知り合いが遠くから訪ねてくれたときに連れていく程のものじゃないし。




と思ってたら、先日ふと気づいた。

もしかして、それ「うどん」のこと???




うどんなら、あったあった思い出した!

正確に言うと、あんみつの店だったけど俺が昼飯まだだったから鍋焼きうどん注文したんだ。

あれを「そば」と言ってたか(笑)

「うどん」と言ってくれればすぐわかったのに。




そばとうどんを同類とみなすか別物とみなすか、人によって定義が異なる。

細長い麺類を全部「そば」と呼ぶ人もいる。「中華そば」ってのもあるね。

一方で俺みたいに蕎麦の実で作ったら「そば」、小麦で作ったら「うどん」と考えている人間もいる。「蕎麦がき」って団子状だもんね。




どうりで話がかみ合わないわけだぜ(苦笑)




東日本では看板やのぼりに「そば うどん」と書いてある。

西日本では「うどん そば」。
受験で金沢に行ったとき「うどん そば」を見て異国情緒を感じたなあ。

東日本では蕎麦のつゆにうどんを入れて出すけど、関西の人はあれを嫌うよね。「こんな真っ黒い醤油飲ませて、殺す気か!」と言われる。

逆に関西のうどんのつゆで蕎麦ってのも合わなかったなあ。蕎麦が強すぎる気がした。





スペイン語ではあらゆるモノが男性名詞と女性名詞に分類される。

太陽(sol)は男性で、雲(nube)は女性。
道(camino)は男性で、家(casa)は女性。
本(libro)は男性で、雑誌(revista)は女性。

で、うどん(udon)は男性で、蕎麦(soba)は女性なんだって。

その理由は

「アで終わるから女性名詞」。それだけ。

さすがラテン系。形状も材料も関係ないらしい。

コメント欄にポニョさんから面白い質問があって、長くなりそうなのでここで答えよう。

質問なのですが、すきな曲中の歌詞に「この込みあがる気持ちが」というフレーズがあるのですが「込み上がる」って日本語として、ありなんでしょうか?
「込み上げる」のように「-上げる」という形の動詞で、自動詞になるものって他にもありますか。
教えて下さい。お願いします(/_;)


Superflyの『愛を込めて花束を』のBメロだね?

文法的にいうと、「込み上がる」は間違い。
「こみ上げる」で自動詞なんだよ。

でも、この曲に限っては「込み上がる」で◎だと思う。


【理由1】
実際に歌い比べたとき、「上げる」では語感が悪い。
「上がる」の方が抜ける感じがする。

約束したとおりあなたと
ここに来られて本当によかったわ
この込み上がる気持ちが愛じゃないなら
何が愛かわからないほど


このBメロは明らかに母音を計算していて、
抑えたメロディの前半2行は重い「オ」の音が並んでて、音程も勢いも上がっていく後半2行は明るい「ア」の音が並んでるんだよね。

ここで「エ」の音が入ると流れを切ってしまう。文法的に正しくても音楽的に野暮になる。



【理由2】
「上げる」よりも「上がる」の方が「気持ちの制御不能っぽさ」が表現できる。
「上げる」だと一瞬他動詞っぽく聞こえて、気持ちを冷静に対象化してるように誤解されかねないんだよ。

直前のAメロでは「キレイなものは遠くにあるからキレイなの」、
直後のサビでは「理由なんて訊かないでよね」。

「理屈を超えて沸き上がってくる感情」を表現するのに「文法を無視した言葉」を使うって、むしろピッタリだと思うんだよね。破調の美。




以上より、この歌詞の「込み上がる」は必然性があって選択された表現と考えられる。

韻文の作り方として天才的だと思う。やっぱプロって凄いね。

ことわざで昔から気になってるのがもう一つ。

「郷に入っては郷に従え」
英語では「When in Rome, do as the Romans do.」

ローマでは地元の人間と同じように観光客から財布を盗み、女の子を見たらナンパし、週末にはマンマが作ったパスタを食べるために実家に帰れ、ってか?



でも、それならミラノでもナポリでもフィレンツェでも同じじゃね?

なぜローマ限定?



ちなみに同じようなことわざはイタリア語にもある。

「Paese che vai, usanza che trovi.(異なる国には異なる習慣)」

あれれ?地元イタリアでは「ローマ」が出てこないぞ。



Wikipediaの辞書版、ウィクショナリーによると、
(そのままコピペしたので携帯では正しく表示されないかも)

英語: when in Rome, do as the Romans do
ハンガリー語: Ha Romaban elsz, elj ugy, mint a romaiak
マルタ語: meta tkun Ruma, agħmel bħal Rumani
トルコ語: Roma'dayken Romalılar gibi davran
ポルトガル語: Quando em Roma, faca como os romanos

以上が特定の地名が入っているもの。どれも「ローマ」だ。

他の国では「ローマ」がない。というか地名がない。
中国語: 入鄉隨俗
ドイツ語: Mit den Wolfen heulen
ロシア語: С волками жить, по-волчьи выть
タイ語: เข้าเมืองตาหลิ่ว ต้องหลิ่วตาตาม

ドイツ語は「オオカミから吠え方を習う」みたいな意味らしい。



もしかしたら「ローマではローマ人みたいに振る舞え」がことわざになっているのは、

古代ローマ帝国に占領された地域じゃないか?

251px-Roman_Empire

ローマ帝国版図の拡大
紀元前133年(赤)、紀元前44年(橙色)、14年(黄)、117年(緑)

↑世界史でよく出る。


そうだとしたら、「When in Rome, do as the Romans do.」の「Rome」は「イタリアの首都ローマ」ではなく「ローマ帝国」ということになる。

すると、「観光客をだまして女の子を口説いて楽しく暮らそうぜ♪」なんていう呑気な旅のマナーではなく、


「ローマ帝国に占領された以上、ローマの法律に従わないと死刑になります」


という、文字通りの死活問題だ。

(イエス・キリストもユダヤ属州の住人だったので最後はローマの総督ピラトに引き渡されて死刑になっている)




これなら、被征服者のことわざに「ローマ」が明記されて、征服者のことわざに「ローマ」がない理由が説明できる。

足を踏んだ方はすぐ忘れるけど、踏まれた方は忘れない。



今月下旬に高校に出張する仕事のテキストが届いたら、

東大現代文、実戦力強化現代文、実戦力強化古文・・・



古文?!Σ( ̄Д ̄;



現代文3クラスって聞いてたから、誰かが入れ間違えたんだと思って電話したら、

「あれれ?!えーち先生、古文できませんか?!」

おいおい、本当に俺が古文教えるってことで話が進んでたよ(汗)




一瞬、自分が「せ・マル・き・し・しか・マル」とかやってる姿が頭をよぎった(笑)




そりゃ人並みに読めるけど、解けるけど、

「受験生に教える」ってのは次元の違う話だ。

(「違う次元」っていうのは、出題者と受験生の頭の中を上から見下ろせるということ。これができないと「教える」のは無理)




高校と違って、予備校では現代文と古文は基本的に分業制。

俺はこの分業制がとってもいいと思う。

「選択と集中」っていうじゃん。専門特化するから見えてくる領域ってのがある。

予備校講師で両方できる人は、もともと「国語」という枠のトレーニングを受けて教員免許を持ってたりするケースがほとんどだ。

俺みたいにまったく国語業界の外から入ってきた人間から見ると、現代文と古文は政経と日本史くらい違う。物理と生物くらい違う。




何年か前にも、「古文もやらないか?」って上から言われて「無理です!」って即答したことがある。

逆を考えてみたんだよね。もし古文の専門家が急に現代文に参入したら、現代文の専門家が10年蓄積してきたノウハウに勝てるかな?って。



やっぱ、餅は餅屋だぜ。


結局、古文だけ他の先生にお願いすることで収まった。めでたしめでたし☆


近くの中学校で、国語の先生がしばらく休んでいるらしい。

で、そのまま期末テストに突入するという無茶な事態になってる。




平家物語の那須与一が扇の的を射る話、いまでも中学校の教科書に載ってるんだよね。懐かしい♪

テスト範囲なのに、子ども達の言い方では「サラッと通過した」らしい。

一応、係り結びは習ったと。


「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくはあの扇の真ん中射させてたばせたまへ。これを射損ずるものならば、弓切り折り自害して、人に二たび面を向かふべからず。いま一度本国へ迎へんとおぼしめさば、この矢はづさせたまふな」


意味を書かせてみたら、「この矢はづさせたまふな」の部分を

「本国に迎えたかったら、この矢を当ててみよ」

って、なぜ神様に向かって上から目線???




何か話が噛み合わないなぁと思ってたら、

そもそも神仏に祈願しているということ自体、わかってなかった。

平家の人が那須与一を挑発してるって、そうきたか。。。orz



まあ、家に仏壇がないと「南無阿弥陀仏」も「南無妙法蓮華経」も聞いたことないだろうから、「南無八幡大菩薩」もピンとこないのかもしれないけど。




つーか、あらすじくらい授業で教えようよって話だよな。

係り結びなんか教えてる場合じゃないって。



おかげで俺が一人寸劇を始めるはめになっちゃったよ。

こんなことなら、リアル感出すために甲冑の用意をしておくんだった。。。

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小論文でコンビニが話題になることって結構多いんだよね。

経済学部では経営の観点から、栄養科学部では食生活、文学部では文化論として。



でもコンビニの特徴についてこう書く答案、多いよなあ。

「コンビニでは何でも好きな物が買える」
「コンビニではピッとやるだけなので客と店員の会話がない」

それってスーパーでも同じじゃね?



「特徴」とは「他と違う点」。

「コンビニの特徴」が問われたら、「スーパーと違う点」を答えなきゃ。

たとえば

「スーパーでは野菜や魚、肉などの材料を売っているが、コンビニの主力は弁当などの完成品」
「スーパーは朝から夜までだが、コンビニは24時間営業」

こうすれば

「夜中でも簡単に食べられるので食生活が不規則になりやすい」と問題提起できるし、
「仕事で忙しい人には不可欠」とメリットも挙げられる。




小論文だけじゃなく、国語の記述問題にもこういうのは多いよね。

「特徴」を聞かれたら、「AにあってBにないもの」を答えよう。


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「最近の若者は…」とは言いたくないけど、
それでも気になるこの話法。

「部活は何やってたの?」
「wa、サッカー部です」

「予習やってきた?」
「wa、一応やってきました」

「どこ受けたいの?」
「wa、明治です」

・・・wa???


「(部活)は、サッカー部です」
「(予習)は、一応やってきました」
「(受けたい大学)は、明治です」

相手の質問の言葉を主語にした上で、省略してしまった話し方。
「それは、」ならわかる。「それ」くらい言おうよ。



国語の先生にしては崩した日本語に寛容な俺でも気になるくらいだから、

年配の面接官はもっと気に障ると思うぞ。



言ってる本人はぜんぜん自覚ないんだよね。
俺に指摘されて初めて気づく。

でも気づくけど、治らない。
癖になっちゃってるんだね。


今日も1時間ずっと俺の質問に「は、」から答えてた男の子がいた。
「模試どうだった?」
「は、82点でした」
「また『wa』言った」
「あーっ!・・・」

面接が近いからいちいち指摘するけど、おかげでいつまでも話の本題に入れない(笑)

言うなといっても出ちゃうんだよね。

だから方針を変えてみた。

「質問されたら、まず『ハイ!』って言いな。
昼飯何食べた?」

「ハイ!牛丼です」

おー、治った!



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志望理由書で

「私は将来環境問題に取り組み、地球に優しい商品を開発したい。経済学部に入学したら、現実の生きた経済を学ぶために「日本の金融」の授業を履修したい。・・・」

えーっと、

「地球に優しい商品」を開発するなら、経済学部より工学部だよね?

「現実の生きた経済」って何だ?

「日本の金融」という授業で何を知りたいんだ?




パンフレットから言葉を引っ張ってくると、こうなる。

この時期、志望理由書をよく添削するけど、初めて持ってくる生徒は10人中8人はこんな感じ。

学校の先生の中にはパンフの中の言葉が多いほど褒めてくれる人もいるから気をつけろ(笑)




「ぶっちゃけ、本当は将来何の仕事に就きたいの?」

「公務員です」

書いてることと全然違うじゃーん!!(笑)




作り話で志望理由を書くのって、かえって高等技術なんだよ。

そんなことが平気でできる人は国語の天才なので、わざわざ推薦じゃなくても一般入試で文学部に入れる。

自分の成績とか、推薦枠もらえちゃったからとか、それぞれ事情があるのはわかるけど、

やりたくもないことを建前で書くな。

自分が本当にやりたいこととの接点を探そう。




で、これから志望理由書や活動報告書、自己PR書を書く受験生におすすめの一冊。

自分の言葉で語る技術自分の言葉で語る技術
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カワテツさんの本はいままでにも何冊か紹介しているけど、これが一番受験生のニーズにドンピシャリ☆

コピーライターでもあり、企業のブランディングの仕掛け人でもあるカワテツさんが「借り物の言葉」を卒業する秘訣を58個も公開してくれる。

「敏腕マネージャーになってつもりで、自分という商品を語る」とか、「正しいことは、大抵つまらない」とか、「サビアタマの法則」とか、

58個のうち3個だけでも実践したら、他人には書けない「自分を光らせる」志望理由書が書けるようになってるぞ。


もちろん就活の人にもおすすめ。

婚活の人にも・・・きっと役に立つはず(笑)

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