現代文で「近代」という言葉が出てきたら、
・民主主義
・資本主義
・個人主義
・合理主義
この4つのうちどれかの意味。どれなのかは文脈で判断しよう。
・・・という話を文系のクラスでは1学期に3回は言っているはずなので、さすがにもう覚えただろうと思って
「いま『近代以降』って出てきたね。さあ、近代といったらナントカ主義4つ、はいっ!」
って突然当てると、
「あ、あの、えっと・・・ロマン主義!」
それは文学史の用語。
「共産主義?」
それはアンチ資本主義なので次の段階だね。
「罪刑法定主義」
なぜそんな難しい言葉が先に出てくる?!
ここまで出てこないと、こちらの教え方に問題があるのかと不安になるぜ。
で、改めて「民主主義、資本主義、個人主義、合理主義」って言うと
「あーっ、そうだった!」
やっぱり知ってたんじゃん。
たしかに「△△主義」って沢山あるので、ごっちゃになるのもわかる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/主義
だから一発で覚えて二度と忘れないような「語呂合わせ」でも作れば予備校講師らしいんだろうけど、
あいにくそんな芸風じゃないんだな(笑)
だって、この「近代ナントカ主義4つ」の語呂合わせを発明したとしても、
その語呂合わせが通用するのはこの場合だけだ。
また他の語彙が問われたときにまた「うーん、忘れました」では根本的な解決にならない。
問題は「ど忘れ」だ。
ふいに質問されて、パッと答える瞬発力が足りないんだよ。
テストで点数を落とす原因の8割は「ど忘れ」。
答え見てから「あーっ!そうだった!知ってたのにぃ!」ということ、多くない?
せっかく「記憶」しているのに「思い出す」ことができない。
それを「覚えていなかった」と思ってもう一度インプットする。
非常に無駄で、もったいない。
(去年の秋に買った服をどこにしまったか思い出せなくて、同じ服をまた買ってくるのと同じだね)
ど忘れに関しては過去にこんな記事も書いてたなあ。
2009年06月28日 アウトプットしようぜ
急に質問されてもパッと答えられるトレーニングをしよう。
角度を変えて聞かれても答えをひねり出せるように訓練しよう。
頭の中の点と点を、線でつなごう。
一番手っ取り早いのは、友だちにランダムに問題を出してもらうこと。
(小学校のとき、クラスの中の「勉強できるグループ」の子って仲間同士でなぞなぞとかクイズとかよくやってなかった?)
友だちがいない人はどうするか?って話だけど、そういう場合は
1 これを機会に友だちをつくる
2 「先生、何かテキトーに問題出してください!」と頼んでみる
ずーっと一人で勉強している人も、たまには他人からの刺激を受けなさい。何か変わるから。
以上が、冒頭のとんちんかんなやりとりが「ど忘れ」によるものという仮定の話。
でも、もう一つの可能性が考えられる。
「やりとりを楽しむために、わざとボケてる」
ここまで来ると、浪人生としてはベテランの域だね。「レジェンド」あるいは「予備校名人」の称号を授けよう☆
・民主主義
・資本主義
・個人主義
・合理主義
この4つのうちどれかの意味。どれなのかは文脈で判断しよう。
・・・という話を文系のクラスでは1学期に3回は言っているはずなので、さすがにもう覚えただろうと思って
「いま『近代以降』って出てきたね。さあ、近代といったらナントカ主義4つ、はいっ!」
って突然当てると、
「あ、あの、えっと・・・ロマン主義!」
それは文学史の用語。
「共産主義?」
それはアンチ資本主義なので次の段階だね。
「罪刑法定主義」
なぜそんな難しい言葉が先に出てくる?!
ここまで出てこないと、こちらの教え方に問題があるのかと不安になるぜ。
で、改めて「民主主義、資本主義、個人主義、合理主義」って言うと
「あーっ、そうだった!」
やっぱり知ってたんじゃん。
たしかに「△△主義」って沢山あるので、ごっちゃになるのもわかる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/主義
だから一発で覚えて二度と忘れないような「語呂合わせ」でも作れば予備校講師らしいんだろうけど、
あいにくそんな芸風じゃないんだな(笑)
だって、この「近代ナントカ主義4つ」の語呂合わせを発明したとしても、
その語呂合わせが通用するのはこの場合だけだ。
また他の語彙が問われたときにまた「うーん、忘れました」では根本的な解決にならない。
問題は「ど忘れ」だ。
ふいに質問されて、パッと答える瞬発力が足りないんだよ。
テストで点数を落とす原因の8割は「ど忘れ」。
答え見てから「あーっ!そうだった!知ってたのにぃ!」ということ、多くない?
せっかく「記憶」しているのに「思い出す」ことができない。
それを「覚えていなかった」と思ってもう一度インプットする。
非常に無駄で、もったいない。
(去年の秋に買った服をどこにしまったか思い出せなくて、同じ服をまた買ってくるのと同じだね)
ど忘れに関しては過去にこんな記事も書いてたなあ。
2009年06月28日 アウトプットしようぜ
急に質問されてもパッと答えられるトレーニングをしよう。
角度を変えて聞かれても答えをひねり出せるように訓練しよう。
頭の中の点と点を、線でつなごう。
一番手っ取り早いのは、友だちにランダムに問題を出してもらうこと。
(小学校のとき、クラスの中の「勉強できるグループ」の子って仲間同士でなぞなぞとかクイズとかよくやってなかった?)
友だちがいない人はどうするか?って話だけど、そういう場合は
1 これを機会に友だちをつくる
2 「先生、何かテキトーに問題出してください!」と頼んでみる
ずーっと一人で勉強している人も、たまには他人からの刺激を受けなさい。何か変わるから。
以上が、冒頭のとんちんかんなやりとりが「ど忘れ」によるものという仮定の話。
でも、もう一つの可能性が考えられる。
「やりとりを楽しむために、わざとボケてる」
ここまで来ると、浪人生としてはベテランの域だね。「レジェンド」あるいは「予備校名人」の称号を授けよう☆