八戸の講演会で「いい質問」があったので紹介するね。




「海洋なんとか学部に行って海の生物の研究したいんですけど、

そこから先の『職業』が思いつかないんです」




研究そのものが好きという人って、いるよね。

研究者って本来そういう人たちなんだけど、

AO入試・推薦入試で受かろうと思ったら、やっぱり志望理由書には「将来の職業」を具体的にビシッと書く必要がある。




「で、いまのところ何の仕事が頭に浮かぶ?」

「・・・公務員ですかね? 県の水産試験場とか」




それだけかい?!(笑)




研究したいくらい魚が好きなら、他に仕事はいくらでもある。

たとえば水族館。

飼育員が一番思いつきやすいだろうけど、

「水族館をプロデュースする」という職業もある。研究というよりエンタメだ。

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世界中の海に潜って魚の写真を撮るカメラマンもいるね。

研究者になるならJAMSTEC(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)に入って深海探査に行くのもいい。

NHKに就職して、海の生き物の番組を作るという手もある。

自分で熱帯魚のショップを開くというのもいいね。

近大マグロを超える画期的な養殖場を作ってもいい。

海洋資源を守るための技術を開発して、それを各国の政府機関に売るベンチャービジネスも面白い。

「おさかな俳句」みたいなジャンルを作って本を出したら間違ってヒットするかもしれない。






ほら、「魚が好き」が高じて就ける職業は無限にあるんだよ。




自分の町にはいないかもしれないけど。

親に言ったら「何バカな夢見てんの!」と怒られるかもしれないけど。

大学のパンフレットにも書いてないかもしれないけど。





職業を考えるときは、「現実的」という名の枠を取っ払うのが大事。

前例、常識、みんなの意見、実家の経済的事情、実家からの交通の便、自分のいまの成績・・・

「現実」を先に考えると、人生は小さく小さくまとまってしまう。




自分の人生は、地球規模で考えよう!

「アホ」と笑われるくらいがちょうどいい。