というわけで、ゴールデンウィーク後半は風邪で寝込んでいましたが、

皆様いかがお過ごしでしょうか???




・・・いやホント、参ったね。

社会人になって20数年、病気で仕事を休んだことは一度もないのに、

休みになると決まって風邪引くんだよ。

常に仕事の緊張感がないと生きていけない体質らしい。




風邪に阻まれながらも、連休中は読書、読書、読書・・・。

まだちょっと言えないけど、ある分野の主要な本を20冊ほど読み漁ってた。



卒論を思い出したね。



心理学って必要な文献の多くが英語の論文だったので、毎日毎日自分の実験に関連する論文を探して図書館で借りてコピー取って読む生活。

先輩に「卒論の評価はぶっちゃけ参考文献の数と星の数」と教えられたので(笑)

(「星の数」というのは実験結果の有意差を示す * とか ** とかのこと)

そんな動機なので当時はよくわかっていなかった気がするけど、

大量に文献を読む目的は3つある。


1 引用を増やして箔をつけるため

2 的外れなことをしないよう、先行研究を知るため

3 ライバルがまだ書いていないことを知るため



学部生の卒論だと1と2だけ考えて文献を探す人も多いだろうけど、

たぶんそれだと「何を書けばいいかわからない」ことになる。

だって、「この論文にこんなことが書いてあります」を50個並べた卒論って、

NAVERまとめと変わらないじゃん(笑)




卒論と出版に共通する、文献漁りの目的は3なんだよ。

誰も気づいてない、考えてない、実現していない内容。

だから自分が世に出す価値がある。




(実際には名著の焼き直しみたいなビジネス書も山ほどあるけど。出版不況の原因の一つはそこにあると思う)




ある分野に飛び込む前って、書店に行けば棚一面に類書が並んでいて「うわー、あらゆるアイデアが出尽くしてるんじゃね?」ってビビるものだけど、

腹をくくって読みまくってみると、


あるんだよ。


その分野の「第一人者」とか言われている人たちにもスッポリ抜けている部分が。

これが見えた瞬間、「いらっしゃいませ!勝ち戦へようこそ!」と言われた気がする。

たぶん、自分じゃなきゃ世に出せないコンテンツがどこかに埋もれていて、発見されるのを待っているんだよ。




これから卒論を書くみなさんも、出版に挑む人も(いるんか?)、

そこに「書いてあること」より「書いてないこと」が見つかるまで読み込んでみよう。