太宰府駅で見つけた広告コピー。
お参りする前だったけど、これ見てもうおみくじ引く必要ないなと思った(笑)

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宮城大シリーズ3回目いってみよう!


問3
下線部ロ「売れる商品への取り組みに最も大切なことは、価値につながる要素の「概念化」と「言語化」」との筆者の指摘があるが、どのようなことを言っているのか。あなたの考えを400字程度で述べなさい。その際、図2で示された事例をどう考えたら良いかについても言及すること。


「図2」はインスタント味噌汁のPOP(売り場の掲示)が二種類。
A
赤だし 179円
合わせ 168円
なすのお味噌汁179円

B
「期待しないで買ったら
 あまりに美味しいから
 また買いに来ました」
  (お客様より)




この設問で大事なのは「概念化」「言語化」という言葉の説明だね。

「概念」には意味が二つある。一つは「考え」、もう一つが「言葉」。
人は言葉を使って考えるので、この二つは重なってて当然だ。

概念化=考えを明確にして言葉にすること

では、概念化される前の状態はどうなんだ?

はっきりした考えを持つ以前に、ぼんやり感じてる段階ってあるよね。

図2でいうと、それぞれの値段がいくらかってのは、Aを見ればわかる。

でも、その味噌汁を買って飲んだらどんな気持ちになるか、どんな生活が待ってるか、次にどんな行動を起こすかってのは、買う方も売る方もまだはっきり気づいてない。

でも、心の奥底では美味しくて雰囲気のいい朝食みたいな生活をぼんやり求めているじゃん。

その、客もはっきり気づいていない欲求や価値を明確化してあげるのが「概念化」。




(代ゼミ生ですさん、ここまでは良かったね。ただ、体験じゃなく商品の長所と書いちゃったのが惜しい)




では「言語化」とは?
「概念化」と違うんか???



宮城大シリーズ3回目のテーマは

「似ている言葉の違いを見落とすな」


「概念化」と「言語化」、どっちも言葉にすることなので同じ言葉をくり返しているようにも見えるよね。

でも、「概念化」が「みんなが気づいていない体験や価値を明確にすること」という、作り手・売り手の作業だとすると、

「言語化」は「それを買い手に上手く伝えること」じゃないか?



だって、図2のBがもしこんなコピーだったらどうよ?

「うますぎてビックリ!!
 毎日2リットルがぶ飲み
 しちゃいます!!」

むしろ逆効果。
即刻コピーライターをクビにした方がいい。


まとめると、
まだ買い手もぼんやりしか気づいていない価値を明確にするのが「概念化」。
それを買い手に効果的に伝えるのが「言語化」。




ここまで見てくると、宮城大の小論文は課題文を正しく読めたかどうかでほぼ合否が決まるといってもいいね。




「えーっ?! じゃあいつもの『問題解決』はどうなるんですか?」


(笑)設問をよく見よう。
どの設問も字数が300〜400字。ただの内容説明にしては長いんだよ。

しかも「新しい価値」を提唱しているということは、現在の日本企業の多くがそれに気づいていない、あるいは実現できていないということ。
(逆にこれらを一番上手く実現したのが昔のSONYと今のAppleだ)

ならば残りの字数で「これから日本企業はどんな工夫と努力をするべきか」という【解決策】を書けばいい。

できれば、なぜこういう思考ができなくなったのかという【原因分析】も書いていたら完璧だな☆






がんばれー!!