祐さんが卒業レポート進まないとか言うし(笑)、
今日は作家志望の高校生にも会ったので、

俺が原稿を書くときのやり方を教えようか。

単行本を1冊書くのと大学の卒論では規模が全然違うだろうけど、長い文章を書くときの参考になるかと思ってさ。



大事なのは、いきなりワードを開いて文章を書き始めようとしないこと。

最初に目次を作ってエクセルで管理する。
42


A列の数字が章、B列が章の中での順番。
「オキテ55」シリーズは、たまたま最初に送った適当な企画書が55項目だったので『小論文のオキテ55』というタイトルが先に決められちゃったんだよね(笑)

でも、そのおかげで「2〜4ページの話を55本書けばいい」ということがわかって楽になった。以来、『話し方より答え方』もそんな感じ。


C列の✓とか○とかは原稿の進み具合。
無印はまだ書き始めてもいないもの。
△は書いてはいるけど未完成。
○はとりあえず書き終えたページ。
◎は推敲も終わったページ。
✓はたぶん、編集者に送ったという意味でつけたような?(覚えてない)

行き詰まったら放置して他のページに手をつける、という書き方をしているので、どこが中途半端なのかが一目でわかるのはとても便利。
原稿が進んできて、毎日いくつも◎をつけるようになると気持ちいいんだよ。


D列の2とか4とかはその項目のページ数。
この表の一番下でD列の数字の合計が表示されるようになっていて、どの話を2ページにしてどれを4ページにするかという調整ができる。
(裁断の都合上、192ページが一番紙を無駄にしないので)



E列は各項目の仮タイトル。
F列は各項目のメインとなる内容。
G、H列は例題とか小ネタとか。

タイトルだけじゃなく内容や小ネタも表に入れることで、内容の漏れや重複を防げるし、手持ちの情報の足りない部分も一目でわかる。



この目次&進行表さえできれば、あとは各ページを文章にするだけ。
(いやいや、「だけ」っていうほど簡単じゃないけど)

文章を書くのに1カ月かかるとして、その前に進行表に1カ月以上かけてる。

ここで煮込めば煮込むほどその後が楽になるから、手を抜いちゃいかんよ。




さてさて、俺の次の本も煮込むか。