憤っているときにネットに書き込んじゃいけないってのは、いろんな人の炎上騒ぎからよくわかっていることだけど、

ひとこと言わずにいられないニュースってあるよな。

大学入試:国公立大、2次の学力試験廃止 人物重視、面接や論文に−−教育再生会議検討  毎日新聞 2013年10月11日

これはダメだろ。

「人間として問題あるけどムチャクチャ頭脳明晰」という天才を取りこぼすことになる。

教育再生実行会議(座長、鎌田薫・早稲田大総長)は「日本はスティーブ・ジョブズを輩出しません」という方針らしい。



こんな本を出した人間が言うのも変だけどさ(笑)、

人物重視の入試ってのはあくまでも「抜け道」「裏道」だから面白いし、メインとして一般入試があるからこそ学生のレベルと多様性が保たれる。

抜け道を正面にしてどうする?



冒頭の記事には会議のメンバーでもある下村博文文部科学大臣(早稲田大学卒)のコメントも載ってる。


「下村文科相は「学力一辺倒の一発勝負、1点差勝負の試験を変える時だ」とし、新テスト創設の必要性を強調。さらに、大学ごとに実施する2次試験について「大学の判断だが(同会議では)2回もペーパーテストをしないで済むよう考えたい」「暗記・記憶中心の入試を2回も課す必要はない」と述べた。私立大も新テストを活用するのであれば、同様の対応を求める方針だ。」


おいこら、ちょっと待て。(大臣相手に「おいこら」は言い過ぎた。ごめんなさい)

センター試験と国立大2次試験の、どこが「暗記・記憶中心」なんだ???

センター試験では世界史も日本史も暗記よりは時代を超えた物事のつながりを考える力が必要だし、数学も解法丸暗記のタイプが引っかかる良問が出る。地学にいたっては図と説明文を読んで理解する力があれば専門知識がなくても7割取れるようにできている。

それに予備校で模試の問題を作ってるわれわれの間では「センター試験を超える問題は予備校には作れない」と言われてるんだよ。

それくらい、練りに練った良い問題が揃ってる。


もちろん2次の記述問題も。

理科も社会も現代文も因果関係を理解してアウトプットする能力が必要で、これはマークシートでは試せないんだよね。
実際に大学入試問題を分析して模試の問題を作ってる側からすると、「よくまあここに目をつけたな」と感心する名作は数多い。論理的思考力のある人とない人で答えが真っ二つに割れるようにできている。

記述問題は、パズルだ。





「ペーパーテストは要らない」とかほざいてる先生方は、


まさかセンター試験も国立2次の試験も解いたことがないんじゃないだろうな???





いや、まさかね。

(最近すっかり大人になってしまったので、かなり言葉を選んだぞ。これ以上書くと暴走しそうなので今日はここまで)