バイク王さんからの質問。同じ悩みの受験生も多いんじゃないかな。

最近、志望校(gmarch)レベルの問題に取り組むのですが、時間を気にせず解いても5割強〜6割で安定してしまいます。
夏ももうすぐ終わり、合格ラインの7割以上で安定させたいと思っているのですが、なかなか上手くいきません。特に2択まで絞って不正解の方を選ぶということが頻繁に起きます。
自分としては引き続き問題を解いて解説をじっくり読むということを繰り返すしか思い浮かばないのですが、今後の取り組みに関して注意すべきことなどを教えていただけないでしょうか。


2択まで絞れるようになったということは、本文はかなり読めるようになった証拠だ。

努力はちゃんと実を結んでるよ!!




出題者の「腕の見せ所」は間違い選択肢をいかに巧妙に作るかというところにある。

ということは、間違い選択肢の作り方を知っていれば罠に引っかからずに済むということだ。




【出題者がよくやる、間違い選択肢の作り方】

1 目的語(〜を、〜に)を省く、あるいは別のものにすり替える。

英語の5文型(SVOOとかSVOCとか)が苦手な人は、日本語でも目的語に鈍い。
だから「自文化を再認識する」と「歴史を再認識する」が並ぶと「再認識する」だけ見て同じだと思ってしまうんだよね。


2 傍線部の直前直後にヒントがある。

出題者はわざと短く線を引く。長く引くとヒントがバレてしまうからだ。
「傍線部A『人はその環境に耐えられない』とはどういうことか」という問題の場合、傍線部を含む一文を最初から読むと「前者の場合、人はその環境に耐えられない」と書いてあったりする。こうなると「前者」を正しく書いてある方が正解だ。


3 設問の中に条件がある。

「傍線部Bにおける心情の説明として…」と「傍線部Bにおける心情の動きの説明として…」では問われていることが違ってくる。
「心情の説明」だけならこの時点での気持ちだけになるけど、「心情の動き」とはすなわち「心情の変化」なので、たぶん本文前半にはなくて後半で初めて生じた気持ちが問われているはずだ。前から生じている気持ちはアウト。



4 一見似ているけど、よく見ると意味の違う言葉。

「太陽とのかかわり」が正解なのに「環境とのかかわり」とか書いてあるやつ。「環境」には太陽以外に空とか海とか山とかも含むのでイコールじゃないよね。


5 因果関係がおかしい。

「人類は言語を持ち、火を使えるようになった」と「人類は言語を持ったので、火を使えるようになった」では意味が違うのわかるかな?
因果関係がないものを「〜ので」「〜によって」でつないでいたり、原因と結果が逆になっていたりする。


6 100パーセント限定する言葉に注意。

「常に、必ず、絶対、すべての」のように100パーセント決めつける言葉があったらまずアウト。
1つでも例外があると崩れるからね。
(理由があって本文中で断言していれば別)



7 白黒つかない表現があったら、他の部分に致命傷。

「高校時代」が「少年の頃」に含まれるかどうかは「少年」を法的に解釈するか一般的なイメージで捉えるかによって変わる。
こういう「どちらにもとれる」表現で迷って時間を奪われるのは出題者の思うツボだ。
選択肢の他の部分に明らかな間違いがあるので、さっさと他を探そう。




ここまでいくつ書いたっけ?

今日のところはここまで。他はまた後日。