代ゼミ講師は確定申告の季節が大好きだ。

取られすぎた所得税が戻ってくるから。



【第1ステージ 給与所得】

所得税の税率は1年間の所得総額によって決まる。
(所得が195万円以下なら5%、1800万円を超えると40%)

普通の会社では1年分まとめてドーンではなく、月々の給料からすでに引かれている。これを源泉徴収という。

でも普通の会社じゃない代ゼミの場合、なぜか本来の税率より多めに引かれているんだよね。

そこで、取られすぎた税金を取り戻す闘いが始まるわけだ。
これが俺たちの確定申告(別名「還付申告」)。



普通のサラリーマンの場合、自分で確定申告しなくても会社が年末調整というのをやってくれる。

でも普通じゃない代ゼミ講師は会社任せにしない。自分の金は自分で取り戻す。



アルバイトやパート、派遣社員などの人も自分がどれくらい税金取られているか一度確認してみた方がいいよ。

勤め先が一カ所で、しかもちゃんとした会社なら正しく年末調整してくれる。
でも複数の仕事を掛け持ちしたり年度の途中で辞めたりした場合や、会社がいい加減な場合、もしかしたら税金取られすぎている可能性もある。

フリーターの人たちって、こういう知識がなくて相当損していると思う。




【第2ステージ 給与所得以外】

そうそう、「収入」と「所得」って違うんだよ。

《所得=収入ー必要経費》

必要経費が多くなると所得が減るので、税金も安くなる。



ということは、経費増やせばいいんじゃん☆

これを「節税」という。やりすぎると「脱税」といわれる。



「給与」の場合、必要経費(控除額)は税務署によって勝手に決められているんだけど、

給与以外の原稿料や講演会の報酬などは必要経費が自己申告。

講演のためのスーツとか資料のための本とか原稿書くためのパソコンとか、「お金を稼ぐにはお金がかかる」もんね。

100円のボールペン1本でも、経費に入れれば数円税金が戻ってくる。ちりも積もれば山となるんだよ。

ここで大事なのが領収証。これがないと経費として認められないので、大きい買い物でも小さい買い物でも必ず領収証は残しておこう。

ただし仕事と関係ない合コンやディズニーランドの領収証まで入れると税務署に怒られるので気をつけよう。



アルバイトやパート、フリーランスの人は自分の収入が「給与」なのか「給与以外」なのかを確認しよう。給与明細に書いてある。
「給与以外」ならラッキーだ。稼ぐために使ったお金をどんどん経費に計上して節税できる。

仕事熱心な人ほど勉強や効率化のために本とか道具とか自腹で買っているので、経費で落とす余地が多いはず。




経費の他にも、病院とか年金とか保険とかにかかったお金もちゃんと計上すれば税金が安くなる。

マメにやれば税金はどんどん削れるぞ。



難しくてよくわからないという人は、一年分の給与明細と領収証全部持って税務署に聞きに行くといい。

(税務署の人はドラマと違って脱税業者以外の一般市民にはとても親切。農家のおじいちゃんとかもたくさん相談に来るので、誰にでもやさしく教えてくれる)

この時期は駅やデパートにも確定申告相談コーナーが開設されている。無料で何でも聞ける。



フリーターは食費を削るより税金を削れ。

自分の金は自分で取り戻そう!!




↓この本によると、馬も「移動手段」と言い張れば必要経費にできるらしい。
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2013年2月7日 追記
確定申告についての関連記事はこちら
2010年02月08日 確定申告が大好き
2013年01月15日 フリーターとフリーランスの境目
2013年02月07日 意外な人気記事&補足

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