2010年07月04日

「ビジネス本作家の値打ち」

ビジネス本作家の値打ちビジネス本作家の値打ち
著者:水野 俊哉
販売元:扶桑社
発売日:2010-06-18
おすすめ度:3.5
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これまた過激な本が出たねえ!!

書店に並ぶ本の中でも、毎月やたらと数多くの新刊が出るのが「ビジネス書」というジャンル。

このブログでも過去に結構紹介してる(勉強の本はあまり紹介しないのに・笑)

でもねえ、たくさん出版されているだけに玉石混淆(いいものと悪いものがごちゃ混ぜ)が甚だしいのもビジネス書の世界だ。

そんなビジネス書の売れっ子作家46人をメッタ斬りにしてしまった快著がこれ。




よく書けたよなあ。。。

ビジネス書の作家って、同じビジネス書作家同士のつながりが多い。

それに作家自身が講演会やセミナーを開いてて、そこでの人脈がやたら広い。

さらに書評ブロガーが人脈の輪を広げてる。

著者も読者もみんなつながってるんだよ。

だから商売上のお付き合いとか義理人情とか、いろんなしがらみで言いたいこと言えなくなってたりする。




そんなコネだらけの世界に日本刀持って切り込んだのがこの本。

この著者自身、同業者のビジネス書作家なのに!大丈夫か?!

俺の知り合いも数人斬られてた。アチャー(笑)




でもそれぞれの作家の旧作から新作まで、点数をつけて評価しているのは読書ガイドとして役に立つ。
作家本人を全否定してるんじゃなく、著作ごとに評価している点がフェアだ。

だいたい俺が思ってた評価と一致してたね。

勝間和代の「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」が85点で「結局、女はキレイが勝ち」が5点って、たしかに(笑)

これを見るとわかるのが、評価が高い本はどの著者も「自分の専門分野、自分にしか書けない分野」で勝負してる本。

評価が低いのは「売れっ子になったら勘違いして自分の土俵から出ちゃった本」。



こんな自爆テロを敢行した著者の今後が心配だけど、最近の本の中身のデフレスパイラルに警鐘を鳴らす貴重な一冊だ。

いくつかの書評ブログが完全スルーしているので、敢えて俺は応援するぞ☆


eichi08 at 22:52│Comments(7)TrackBack(0)この記事をクリップ!おすすめBOOKS 

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この記事へのコメント

1. Posted by 某元高校教師   2010年07月06日 04:12
ごぶさたしてます(こちらでは)。

まー著者が普段やってることを考えたら、この本も自分で書いているプロモーションのための本でしかありませんけどね。w

自分でベストセラー書の書き方を書いて、その本がベストセラーにならず、アマゾンランキング制覇を宣言して10位にも入らず・・・
そういうルサンチマンもたっぷり込められているんでしょうね。

そして本業がないから、人の本をけなしてエンタメとして作家業をしていくしかないというのが現実。

ちなみに本人の本業は「ベストセラー作家養成講座」。簡単に言うと、ビジネス書作家志願者と2流の編集者のお見合いパーティー。まさにつまらないビジネス書の量産の一端を担っているという罠。(笑)

いやー、ビジネス書の裏側って、著者の言うように分からないものですよねー。

2. Posted by 某元高校教師   2010年07月06日 04:14
修正

【誤】そして本業がないから

【正】そしてたいした本業がないから

次のパラで本業のこと書いてますねw
3. Posted by えーち   2010年07月06日 12:29
某元高校教師さん

さすがアマゾン1位取った著者は言うことが厳しい!(笑)

でもまあ、誰かが言わなきゃいけなかったことだと思いますよ。

自分のセミナーの受講者まで叩き斬ってるところに、もはや「本業」さえ捨てた覚悟が感じられます。
4. Posted by 某元高校教師   2010年07月06日 17:07
いや、わしは許さん!!(プンッ)
5. Posted by えーち   2010年07月07日 13:00
こういう正義感が某元高校教師さんらしいなぁ(笑)
6. Posted by 水野   2010年07月09日 11:40
鈴木さんどうもメールありがとうございます。

この某高校教師って誰ですか?

ずいぶんえらそうなこと書いてますねー。
本業がどうとか。

きっと素晴らしい本を書いてる人なんでしょうねー。
そして、素晴らしい本業をお持ちなんでしょうね。
で、誰? 名前と連絡先メールくださいね。
7. Posted by えーち   2010年07月11日 20:31
水野さん

元高校教師さん喧嘩売るのはあまりお勧めしませんよ。

いや、議論を見てみたい気もしますが・・・(笑)

ブログ内検索で検索すると正体がわかります。

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