本部校での授業のあと、A君に質問された。

「『本文の言葉を使え』と言う先生と『自分の言葉で言い換えろ』という先生がいますけど、どっちが正しいんですか?」

そしたらそばにいたBさんが

「うちの先生は『理解したことを示すためにわかりやすく噛み砕け』って言ってましたけど」

それを聞いたC君が

「うちの先生には『筆者は言葉を吟味して書いてるんだから勝手に変えるな』って言われましたよ」

(ちなみに彼らの言う「先生」は去年までそれぞれ通っていた塾の先生だ。高校の先生はどこ行った?)




さすが東大コース、議論のレベルが高いねえ!☆



でもぶっちゃけ、どっちでもいい(笑)




設問の条件に「自分の言葉で」「文中の語を用いて」という条件がない限り、
同じ内容を指すなら本文の言葉でも自分の言葉でも構わない。

採点者がどっちを好むかであれば、単なる好みの問題であって客観的な採点基準にはならない。





そんなことよりもっと重大なのは、

「文中からポイントを見つける問題」なのか「本文に抜けている説明を埋める問題」なのかということだ。


文中からポイントを見つける問題なら、そこに書いてある言葉を使えば十分。
公立高校の入試問題はこのレベルだね。

でも筆者がわざと説明を省いている部分なら、必要な言葉は書かれていない。省いてるんだから当然だ。
大学のレベルが上がるほどこの手の出題が増える。

「抜けている論理を埋める」問題なのに本文中から言い換えを探したりすると、内容はスカスカなのに一見もっともらしい答案が出来てしまうのが怖い(笑)



というわけで、結論。

文中の言葉で答えるべきかどうかは、出題のタイプによって決まる。