このブログにときどき登場してくれる、速読術の第一人者「フォーカス・リーディング」寺田昌嗣さんが社会人向けの文章教室「フォーカス・ライティング」を開くというので潜入してみた。

「見学」ということで。

速読を教える寺田さんが書き方をどうやって教えるのか、同業者として興味あったし、

何より速読術なんてものを習ってまでたくさん本を読みたいという勉強好きの社会人ってどんな人種なのかを見てみたかったんだよね。

寺田さんも「気軽に遊びに来てよ」と言ってくれたし。




ところが会場に入ったら、


「ゲスト講師の鈴木鋭智さんです!」



えーーーっ!? 見学じゃないんかい???




集まったのは社会人10人。

お医者さん1名、IT方面(SEとかプログラマーとか)4名、ビジネスマン4名、そして仙台人なら絶対声聞いたことあるアナウンサーの人まで!

みんな社会人なのに、日曜の朝から皇居のそばで勉強会なんて意識高いよなあ。。。

「うちの社長が寺田さんの速読セミナーで1冊5分で読めるようになったので、僕も」なんて人もいた。




講義がスタートして寺田さんが話し出すと

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・・


ひぇ〜〜〜!!全員パソコンでノート取ってる!!

これぞホントの「ノート」パソコン♪・・・じゃなくって、

さすが大人の勉強会だね。しかも勝間和代ご推薦のパナソニックのレッツノートが3人も。

無印のルーズリーフとか使ってる代ゼミ生とは違うぜ(笑)






午前中の課題で「△ABPと△CDQが合同であることを証明せよ」みたいな問題が。

懐かしい!こういうの大好きなんだよ♪
数学の証明問題と国語の論述って同じだよな。さすが元高校教師の寺田さん。

とか思って「∠ABP=∠CDQは錯角なので・・・」とかウキウキ解いてたら、



「えーちさん、解かなくていいからみんなの添削して歩いて下さい!」



あ、俺そういうポジションなのね(笑)




で、出された課題があと二つ。

「デザートの王様は何か」
「ドラえもんはのび太を甘やかしているのか」



・・・い、いつもの「問題点→解決策」と全然違う!

どうするよ???



俺が普段やってるのは大学入試で「与えられた設問に答える」系の小論文。

今回寺田さんがやったのはブログや著書やビジネス文書などで「自分から意見を発信」する文章。

目的が違うと書き方の順番も必要な情報も違ってくるもんだねえ。



上手い人は

・「王様」の定義=1王様自身の特徴+2国民が支持している

・甘やかしているか=1ドラえもんが何をしたか+2のび太がどうなったか

と二つ以上の視点(寺田さんは「ラベル」と呼ぶ)で考える習慣が身に付いている。


下手な人は、視点が1つだったり、2つがかぶっていたりする(王様=誰もが知っている+誰もが大好き、みたいな)。

だから内容が浅くなる。



これは現代文の授業で「ポイント二つ見つけて印つけてみよう!」という作業をやってると鍛えられると思う。・・・いや鍛えられててほしい。・・・みんな、どうよ?(笑)




最後の方で

「ではゲスト講師のえーちさんに何かお話してもらいましょう!」



って、マジすか?!(汗)



ほとんどアドリブだったけど、「ポイント2つの法則(食堂の倅の話)」と「3Dの法則」の話をしてきた。

みんな視点(ラベル。俺は軸とも呼ぶ)をどう見つけるかで苦労していたから。

それに今回の受講者は自分から発信することが目的だから、プレゼンのコツまで話しておいた方がいいかと思って。



相変わらず話し始めると

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・・

ちょっと意地悪していきなり図なんか描いたりして(笑)





気軽な見学のはずが、えらくエキサイティングな一日になってしまったぜ。

フワフワみんなの席を廻ってちょっかい出してただけのような気もするけど。。。(汗)

今回の収穫はうちの小論文のクラスにもフィードバックさせてもらうよ。お楽しみに☆