うちの近所に吉田一郎さんっていう市議会議員がいるんだよ。

さいたま市って、何年か前に大宮市と浦和市と与野市となんとか市が合併してできたんだけど、
合併当初から揉めてる。

俺は仙台から来たよそ者だからよく知らないけど、旧大宮市民と旧浦和市民は仲が悪いらしい。
たしかに大宮にいると「浦和の人間はプライドだけだ」とか「レッズのサポーターはえげつない」とかよく耳にするなあ(笑)

感情的な話は置いといて、吉田一郎議員によると、

「市政が何事も浦和優先で、大宮が犠牲にされている」らしい。
北部(旧大宮)の病院が閉鎖されて浦和の近くに新設されるとか、そのくせ1世帯あたりの共同募金の額が浦和だけ他の区の半分しかないとか、浦和の下水道工事で出たヒ素含有の土砂が密かに旧大宮に運ばれて指扇小学校の隣に山積みにされてたりとか(これはかなりヤバイ話だ)。

そこで大宮派の吉田さん、浦和派の相川市長に逆らい続けてる。
市議会の反対質問中に演壇から引きずり下ろされて怪我したりとか、いつも大暴れしている。

この人とは地元駅前の街頭演説の合間とかに話す程度の間柄だったんだけど、
最近初めて知ったんだよ。この人、元ジャーナリストで世界中の紛争地帯を渡り歩いていた人だった。

香港の無法地帯・九龍城で生活し、東南アジア諸国を巡りゲリラと寝食を共にして民族紛争や独立運動を目の当たりにして、見えてきた現実が「富の配分」の問題。
どこの国も地域も「富の配分」を巡って揉めに揉める。

そうか、この人にとってさいたま市政は「領土問題」なんだ!


吉田一郎さんの、タモリ倶楽部なみにマニアックな著作を紹介しよう☆

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「国マニア」交通新聞社
ものすごく小さな国、現在は消滅してしまった国、勝手に独立宣言しただけの国、国と呼んでいいのかわからない国・・・世界中の変な国を集めた本。

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「世界飛び地大全」社会評論社
飛び地とは、A国の領土の一部がB国の領土の中にぽつんと取り残されている状態のこと。なんとロンドン市内に1日だけユーゴスラビアの領土が存在したこともある。そんな世界中の飛び地の現状やその成立のいきさつを全部説明してくれる、飛び地愛好家のバイブル。