眠れるライオンもたまには起きるっ

もともと国語講師・鈴木鋭智が受験生を励ましたり冷やかしたりするブログでしたが、最近はアシスタントが近況をお伝えしています。

成功の理由は本人がよく間違える

え、『フォースの覚醒』まさかのオスカー無冠ですか?

でもいい。賞なんかなくてもいい。

俺たちのスターウォーズが帰って来てくれたから!(感涙)






改めて振り返っても、

エピソード1〜3(アナキン三部作)は黒歴史だよねえ。

ダースベイダーの生い立ちって意味じゃなくて、ルーカス先生がCGの暗黒面に墜ちたという意味で。





でも、コンテンツを作る人間としてはあの失敗作から学ぶことは多い。

「成功した理由」を自己分析するって難しいんだよ。




旧三部作(エピソード4〜6)が画期的だったのは、

SFなのに未来じゃなくて「A long time ago」だったり、

SFなのに舞台が砂漠や雪原や森の中だったり、

SFなのに柔道着みたいの着てたり、

SFなのに戦い方がチャンバラだったり、

SFなのに宇宙船がボロかったりと、

SFなのに黒澤映画だったところだ。




そりゃ当時のファンや批評家は「特撮が凄い」という点を褒めたさ。目立つもん。

でもそれは、いくつもある要素の一つに過ぎない。



なのにルーカス先生、「よっしゃ、期待に応えてフルCGぶっ込むぞ!」って。。。






これとよく似た現象が、1993年のYMO再結成。
TECHNODON
イエロー・マジック・オーケストラ
EMIミュージック・ジャパン
1993-05-26




実は1978年にYMOがデビューしたときの衝撃って、

中国音楽、アラブ音楽、沖縄民謡、ゲーム音、スカ、ニューウェイブ、ファンク、ベンチャーズ、ビートルズなどなど、いろんな音楽をごちゃ混ぜにした耳新しさだったはず。
Yellow Magic Orchestra
YMO
Epic Europe
2004-02-02

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
Yellow Magic Orchestra
ソニー・ミュージックハウス
2003-01-22


当時まだ珍しかったシンセサイザーやコンピュータの打ち込みも「いろんな音」の一要素に過ぎなかった。
(細野先生は生でベースを弾いてたし、渡辺香津美、大村憲司、高中正義、鮎川誠とギタリスト勢がそりゃもう豪華すぎ)



なのに「YMO=電子音楽」みたいな世間のイメージに引っ張られて

再結成でも「テクノ」って。。。

すでにシンセもサンプラーもシーケンスソフトもパソコンも一般家庭に普及していて、テクノなんてアマチュアでも作れる時代になっていたのに。



「目立つ特徴」と「売れた理由」は違う。

成功した本人ですら、間違える。

自己分析って難しいなあ。。。



どのビジネスにも言えることなのかも知れないけど。

公務員試験 無敵の論文メソッド
鈴木 鋭智
実務教育出版
2016-02-09

女性セブンに載ってしまった件

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しまった〜、撮られちゃったかあ。。。

私の不徳の致すところです。
ゲスでごめんなさい。





……あ、違うの? 別のページ?!



本日2月25日発売の「女性セブン」、

『東大AO入試にあの佐藤ママがかみついた!』という記事。

AO入試専門予備校「AO義塾」とAO入試否定派「佐藤ママ」の対立構図(笑)の横で、

『AO入試・推薦入試のオキテ55』著者として中立の立場からコメントしてみた。


記事の一部はこちらでも読めるよ。
「東大AO入試合格者 面接で国連安保理を語る「一瞬だった」」(NEWSポストセブン)
「増加する大学AO入試 いわば弟子のオーディションとの指摘も」(NEWSポストセブン)





AO入試と一般入試のどっちを勧めるか?って取材のときも最初に聞かれたけど、

どっちか良いとか正しいとかじゃなくて、

自分が勝ちやすい方を賢く選ぶのが大事。





学科試験」はないけど「学力試験」免除ではないからね。

英数国とは異なる形の地頭力を小論文で測っているだけだ。





受験は、ある意味ゲーム。

与えられたルールを利用して勝てば、どの枠でもいいじゃん。

そのルールだって別に崇高な真理なんかじゃなく、単に文部科学省と大学が会議で決めただけなんだし(笑)


職業、絵本作家

Evernote Camera Roll 20160209 223824

うちの3歳児によると、

「パパのおしごとは、絵本をつくること」

たしかに『オキテ55』シリーズ3冊も今回の『無敵の論文メソッド』もイラストばっかりなので、あながち間違っちゃいない。

(正確にはイラストのアイデアだけ出して、絵はイラストレーターの村山宇希さんに描いてもらってる)




最近は喋る仕事のときもイラストだらけになってきたよ。

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ビジネスセミナー『問題解決のためのミニマルシンキング』のスライド。

生産工程における問題解決の事例の1コマ。

これくらいならパワーポイントの「基本図形」の組合せだけで自分でもチャチャッと描ける。

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あ、これはこのブログでも書いたことのある某公共施設・・・
http://eichi08.com/archives/51305375.html




だんだん文章より絵を描いてる時間の方が多くなって、

自分は一体どこに向かってるんだろう?(笑)




お風呂に入ってたら、

「パパ、ちいさいとき何になりたかったの?」

「子どもの頃はマンガ家になりたかったなあ。

あ、マンガ家って知らない?

絵本描く人ね」




ん?

あーーーーーっ!

昔の夢が叶ってるじゃないか?!いま気付いたよ。



小学校の頃は「将来の夢はマンガ家」って言ってた。

親にも先生にも友達にも言ってた。



夢は口に出すと叶うって、ホントだね(笑)



せっかくだから、もっと口に出してみようか。

「パワポ漫談で海外講演したーーーい!」

「自分が描いた4コマ漫画で本を出したーーーい!」

「本格マンガの原作を書きたーーーい!」



さあ、どれが実現するかな???


公務員試験 無敵の論文メソッド
鈴木 鋭智
実務教育出版
2016-02-09


発売間近☆『公務員試験 無敵の論文メソッド』

無敵の論文メソッドAmazon

いよいよアマゾン予約受付開始!
『公務員試験 無敵の論文メソッド』(実務教育出版)

発売は2月9日からだけどね。



実質、『小論文のオキテ55』の【実践編】。

前作は高校生向けだったので「考え方」中心で「解答例」は最小限にしてたけど、
今度は大学生向けなのでガッツリ1000字の解答例をたくさん載せてみたよ。


もちろん「ガッカリ答案」「スッキリ答案」の対比も健在☆

(受験生がやりがちな「ガッカリ答案」をリアルに知り尽くしているのが自分でも一番の強みだと思う。ネタを提供してくれた生徒のみなさん、本当にありがとう!!)



扱うテーマも「格差社会」「人口減少社会」「ツタヤ図書館問題」「情報化社会」「待機児童問題」「地域コミュニティ」「労働観」「現代の若者像」……などなど。

って、大学入試にもそのまんま使えるじゃないか!

書店で「公務員試験」の棚にしか置いてもらえないのがもったいない。。。






で、今回も最後の章に爆弾を仕込んでみた。

データ問題って、論文・国語業界が致命的に弱い分野なんだよね。

従来の参考書が的外れな解釈ばかり載せているので、まとめて覆してみたぜ。



しかも一番最後の京都府平成26年の問題(相関を示唆するデータから、本当の因果関係を考察させる)って、

こないだリンク貼ったセンター廃止後のなんちゃらテストの例題の、まさか「元ネタ」?!

「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」 で評価すべき能力と記述式問題イメージ例 【たたき台】
2016年1月17日「センター廃止後のなんちゃらテストの行方」

まあ、どっちがパクッたとかの話ではなく、

京都府も文部科学省も、つまり行政がこの手のリテラシーに関心を持ち始めたということだね。

『無敵の論文メソッド』にはその辺の最先端が詰まってるよ☆




公務員試験にも大学入試にも新方式テストにも対応できる文字通り『無敵の論文メソッド』。

2月9日発売です。

みなさん、今回も応援よろしくお願いいたしまするっ!!

m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m 

公務員試験 無敵の論文メソッド
鈴木 鋭智
実務教育出版
2016-02-09

センター廃止後のなんちゃらテストの行方

センター試験を廃止して、その代わりに導入しようとしている新方式のテストの案が公開されているけれど・・・
「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」 で評価すべき能力と記述式問題イメージ例 【たたき台】

こういう「総合的な思考力を測る記述問題」って、

既に「小論文・総合問題」という形でやってるやつだよね?
AO・推薦入試でも国公立の後期試験でも。



だから、やったらどうなるかという結果はとっくに出ている。

結論から言うと、たぶんグダグダになって終わる(笑)



小論文・総合問題には2つのタイプがあって、

タイプA いわゆる地頭力のある生徒は問題の核心を見抜いて正解できるけど、そうじゃない子は的外れで凡庸な答案になってしまう問題。

タイプB 「この課題文を読んで思ったこと書け」的な、誰でもそこそこの答案が書ける問題。



タイプAの中でも「名作」は特に理系学部に多くて、

金沢医科大学が出した「ヒキガエルがどうやって池の位置を知るのか、実験結果から3つの仮説を検証する」とか

福島県立医科大学の「いくつもの統計資料から日本人の自殺の原因を考察させるけど、資料をちゃんと読むと不況とも高齢化とも健康問題とも特定できない(答え:誰にでも起こり得る)」とか

学校のお勉強をちゃぶ台ごとひっくり返す難問が過去にはあったんだよね。

解けると超快感☆

これが楽しくて10数年も小論文を教えてきたようなものだ。




ところが・・・

せっかく「名作」を出した大学も3年くらい経つとタイプBの凡庸な問題に戻ってしまってガッカリすることが多いんだよなあ。。。


理由はいくつか考えられる。

1 ズバリ正解を答える受験者が少なすぎて、大学が諦めた。
2 ネタが尽きて、出題者が諦めた。
3 単純に、出題者が凡庸な人に変わってしまった。



英数国のテストなら平均点を中心に得点が分散する「正規分布」になるけれど、
正規分布

小論文や総合問題で「ズバリ正解」が存在するものを出すと「ズバリ正解の高得点グループ」と「凡庸な答えの低得点グループ」にはっきり分かれてしまう。

代ゼミのクラスで出題したら正解者が50人中2人とかだったので、実際の入試でも「ズバリ正解の高得点グループ」では定員枠が全然埋まらなかったことは十分想像できる。

で、凡庸な低得点グループの中での評価は「見抜いたかどうか」ではなく「文章が上手いかどうか」みたいな微妙なところに収束していく・・・。

知恵を凝らした出題者はガッカリだよね。



大学の選考基準が「何点以上」ではなく「上位何人」である限り、頭の切れるトップ層を想定した入試問題は役に立たないんだよ。



てなわけで、果たして新型テストは

センター試験に匹敵するクオリティで出題し続けることができるのか?

それとも大多数の受験生に合わせて凡庸な問題に収まってしまうのか?




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